終身保険は一生涯保障が続く

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一生涯保障が続く終身保険

一生涯保障が続く終身保険

生命保険の種類は様々
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一生涯保障が続く終身保険とは?

終身保険は一生涯保障が続く種類の生命保険で、掛け捨ての定期保険に比べ需要の多い保険となります。解約をしなければ一生涯保障が続き、解約をすると解約返戻金が戻ってきます。
終身保険は貯蓄性があり、子どもの学費など目的を持って貯蓄をしたい方は別ですが、終身保険は満期まで支払うと今まで支払ってきた金額よりも多い死亡保険金が受け取れる場合があるので、うまく活用出来ると大きなメリットになります。
一例として、30歳女性で死亡保険金額が1000万円で60歳満期の終身保険、月々の支払額が17490円とすると60歳時点で総額約629万円を支払います。60歳時での解約返戻金は約775万円、70歳時の解約返戻金は約820万円と増えていきます。死亡保険金額が1000万円なので、死亡時は総支払額よりも多く戻ります。なので終身保険は満期までしっかり払える金額を設定しておくことが大事です。
また、最近注目されている終身保険では低解約返戻金型終身保険というものがあります。解約返戻金が通常の70%相当に設定されている代わりに保険料が安く抑えられているという特徴を持ちます。積み立てを目的にしている場合であれば、こちらの低解約返戻金型終身保険を活用すると良いでしょう。

終身保険で貯蓄する有効な理由

保障が一生涯継続されつつ貯蓄も出来る終身保険は、12月の年末調整時に生命保険料控除としても申請でき、還付金を受け取ることが出来ます。また、生命保険料控除は払った保険料に対して一定額が所得から引かれるため、所得税や住民税も軽減されます。働く女性だけではなく、結婚して専業主婦になった人も夫が年末調整をする際に控除の対象になる場合もありますのでとってもお得です。
そして保険を解約して返戻金を得た場合、所得税では一時所得という扱いになります。一時所得は50万円までが控除となりますので、50万円を超えなければ課税対象にはなりません。そして金額がもし50万円を超えるような場合は、一部だけ解約することも出来るので額面に合わせて非課税に調整することも可能です。死亡保険金は限度額以内であれば非課税になる場合があり、税金対策もしやすいのです。
効率の良い貯蓄をするために、場合によっては低解約返戻金型のプランを活用したり、定期保険に比べ保険料が高くなるので60歳の満期までしっかり払える金額を見定めるなど、自分のライフプランに合った設定するのが有効です。また結婚など環境が変わりやすい女性の場合、都度プランを見直して無理のない設計を心がけましょう。

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