働く女性におすすめの保険はベーシックな定期保険

定期保険は損してる？

掛け捨て型である定期保険は、満期になっても満期後の保障も満期給付金もないベーシックな保険で、保険期間の保障のみに特化した生命保険です。頑張って働いて得た所得を無駄にしたくはないとだれもが思います。その他の保険も併せてどのようなメリットデメリットがあるのか見てみましょう。
満期後の死亡保障のある終身保険や、満期給付金が戻ってくる養老保険と比べると、もったいないと考える人も多いのですがこれは誤りで、実際は保険料とは別に満期後の保障をする保険料や満期時に支払われる満期保険金を積み立てる必要がないと保険料は安く抑えられます。
あくまで考え方としてですが、一例として、36歳の女性が死亡する確率が仮に0.2％と設定します。死亡保険金を3000万円とすると、定期保険の場合、保険料は3000万円×0.2％の6万円が保険料となります。終身保険や養老保険はこの保険料にさらに積立金が発生する為、保険料が割高と感じます。女性の所得が高い職場はまだ多くないので、月々の負担が軽いのはとても助かりますね。ファッションや美容、遊びにお金を使いたい若い女性にもとても入りやすい保険とも言えます。

定期保険のメリットを生かす

定期保険は他の種類の保険と比べ、月々の負担が軽いというメリットがあります。例えば就学中の子どもがいる場合、学費や出費の多い期間を定期保険にして、子どもが独立する頃を満期に設定する事で月々の負担を抑えられます。その後自分の将来を見据えて保険を見直し、終身保険や養老保険に切り替えるライフプランも考えられます。ベーシックな定期保険は家庭に入っている女性にもとても便利な保険と言えます。

定期保険の解約返戻金について

終身保険や養老保険と違い、定期保険を満期前に解約しても返戻金は残念ながら「0円」、あったとしてもごく僅かとなります。終身保険は満期から死亡するまでの保障する間の保険料、養老保険は満期後に支払われる満期給付金の積み立てをする保険ですので、これらの種類の保険とは異なり、定期保険は支払い期間の終了が満期となります。その後の保障も解約返戻金の原資となるものを積み立てる訳ではないので、満期後の保障と満期給付金や解約返戻金が戻らない代わりに初めから保険料が安く抑えられているのです。保険料が安く抑えられた分、自分で貯蓄をしたり、欲しい物を買ったり旅行に行くなど、自分のライフプランに合わせて選択してみてはいかがでしょうか？