女性が一人で生きていくうえで必要な貯蓄と保険

独身女性に必要な貯蓄

女性が一人で生きていく場合、収入源は自分一人です。もし、転職や失業、病気などで収入が途切れた時、どれくらいの貯蓄があれば良いのでしょう。失業といっても、会社都合の場合はすぐに失業保険を受け取る事が出来ますが、転職や自己都合の場合は失業保険を受け取るのに4ヶ月かかります。その間の生活費は自分の貯蓄を切り崩さなければなりません。では、どのくらいの貯蓄が必要になるでしょう。毎月15万円で生活している人はだいたい60万円、20万円で生活している人は80万円の貯蓄が必要といわれています。
また病気になった時は、医療費が多いと健康保険から高額療養費という払い戻しの制度や、会社員なら給料の3分の2が保障される傷病手当金もありますが、それだけではやはり不安です。医療保険で備えをし、30万～50万円の貯蓄を用意しておきましょう。貯蓄は転職、失業、病気、老後などのために必要です。貯蓄は多い程安心感があるので、余裕を見て100万円を目標にして貯蓄しましょう。100万円を貯めるには、今からでも毎月1万円や2万円と金額を決め積み立てましょう。

独身女性が加入しておきたい保険

医療費は病気や怪我の容態により、とても高額になる事があります。特に女性は男性よりも平均寿命が長く、高齢になるほど病気になる確率は高くなっていきます。女性が一人で生きていく場合は、それなりの保障がある保険が必要です。
例えば、入院費や手術代などの保障がある医療保険に加入する事をおすすめします。目安は入院1日につき5000円の給付金、貯蓄が少ない人やフリーランスの人は1日につき7000円～1万円の給付金を目安にしましょう。特に将来の保障も確保出来る終身タイプが良いでしょう。
医療費は医療事情や健康保険でカバー出来る範囲の変更でどんどん変わっていきます。保険も、5年、10年ごとに保障内容を見直し必要であれば増額する事も考えましょう。

独身女性が安心して過ごすために

いくら貯蓄があっても、貯蓄を切り崩すのは今後の生活に不安を感じるものです。自分の労働収入の他に資産運用による収入があれば、女性が一人で生活していても安心する事が出来ます。特に老後の資金は、生活に余裕ができてから貯蓄するよりは、若い頃から小さな金額でもコツコツと貯蓄していくと増え方が大きくなるので、時間を味方につけ、賢く資産を増やしましょう。
また、お金も大事ですが、常に支えてくれる友人がいる事は女性が一人で生活するのには心強いです。何か困ったときに、親身になって助けてくれる、また助ける事が出来る友人関係はお金よりも一番の価値があります。